独自に育んだ名物料理がそろう盛岡市に、

串カツのジャンルで注目すべきお店があります。

今回は、菜園通りエリアにある「串揚げや ひとくし」をご紹介しましょう。

JR盛岡駅南口から徒歩10分。

シンプルでありながら奥の深いその料理の魅力とは？

気になるところです。

 

一本の串に人生を賭けた店主は、15年以上もの間、日々、

切磋琢磨と工夫を重ね、今の味に辿り着きました。

地場産の食材を駆使した逸品の数々は、

まさに「作品」と言ってもいいレベル。

 

多くのお客さんを唸らせる美味しさの裏には、

いくつかのプロセスが欠かせません。

サラサラ状になるまで細かくした生パン粉を軽くまとわせることによって、

独特の歯ざわりの良さを実現。その工程の前には、

下地のバッター液に空気を含ませることも怠りません。

 

使用する油は、なたね油とコーン油をこだわりの配分で調合したもの。

175℃～180℃の高温で素材ごとに時間を調整しつつ、

丁寧に揚げていきます。口当たりサクッと、

中身はふっくら、という驚きの食感は、

こうした惜しみない手間を踏まえて生み出された結果。

まさにここでしか味わえないグルメと言ってもいいでしょう。

 

1,650円（税込み）の「おまかせ6本コース」で、

その完成度の高さを実感してみてはいかがでしょうか。

ある日の一例を挙げますと、本日のおまかせ串揚げ6本に小鉢、

生野菜スティックと特製肉味噌という品ぞろえになっています。

 

「国産ヤングコーン」や「八幡平産 杜仲茶ポークと小玉ねぎ」をはじめ、

「キスの三つ葉巻き」や地元銘柄鶏を使った

「菜彩鶏ささみの青しそ巻き」など、目白押しの内容。

この他にも、個性光る「オムライス串」や遊び心満載の

「いちごたっぷり練乳」といった風変わりなメニューも用意されています。

 

落ち着いた個室席で優雅なひとときを過ごしながら、

熱々の一品をいただく―「串揚げや ひとくし」は、

盛岡・菜園エリアで今や欠かせないお店です。