東岡崎の居酒屋「呑み喰い問屋 八（はち）」

意外と思われるかもしれませんが、東岡崎にはお米やたまご、鶏肉、日本酒など名物がたくさんあります。そして、本稿にてピックアップする「呑み喰い問屋 八（はち）」は、それらが充実している居酒屋さんなのです。

名鉄名古屋本線・男川駅から徒歩15分ほどの場所にあるお店。和食メインのなか、イチオシは、なんと言っても八丁味噌料理です。
オリジナルの味噌に刺身を漬け込んだ、味噌漬刺身盛り合わせは特に絶品！これは、日本酒にとてもよく合うことでも評判です。と、その日本酒もまたこのお店の目玉といっていいほどの代物となります。

八丁味噌と呼応するかのように甘く作られた日本酒。取引先は、古くからある丸石醸造と柴田酒造です。少し脱線しますね。丸石醸造は1690年創業。代表的なのは「純米三河武士」です。一方、後者は1830年創業となります。こちらだと「考の司 額田姫王」でしょうか。どちらも老舗中の老舗、名品中の名品です。もちろんその他にもオススメはあります。大吟醸　徳川家康、本醸造　家康の里など・・・。
さて、これらにぴったりのフードメニューをご紹介します。
定番ではありますが味噌煮込みうどんはやはり外せません。法性寺ねぎや地鶏卵が良い仕事をしています。ちなみに法性寺ねぎは天ぷらにすると、とろりと甘く、地鶏卵ランニングエッグは、岡崎米ミネアサヒにかけていただくのもオススメです。さらに鶏肉は「岡崎おうはん」。うどん以外でも焼いて召し上がることは可能です。ピリリと辛い七味唐辛子と、黒胡椒でお楽しみください。
いわば岡崎名物食材オールスター。岡崎をとことん堪能してほしいですね。ひとつのお店で味わえるのだとしたら、とてもお手軽にも思えます(笑)。

東岡崎の居酒屋で地元産の和食を味わうなら「呑み喰い問屋 八（はち）」へ。気さくな店主が笑顔で、そして美味しいお料理、旨いお酒が香り豊かに迎えてくれますよ。