人気の飲食店には必ずと言っていいほど、

ここでしか味わえない名物グルメがあるものです。

熊本市・水前寺のイタリアン肉バル「肉酒場 DRAGONFLY（ドラゴンフライ）」にも、

多くのファンを魅了してやまない傑作がそろっています。

今回は、その看板メニューを中心に、こちらのお店についてご紹介します。

 

バロティーヌ、という言葉は聞いたことがあるでしょうか。

これはフレンチではおなじみの料理の一つで、

具材を包み込んだ円筒状の見た目が特徴となっています。

この技法を活かして仕上げたのが「りんどうポークのバロティーヌ」です。

 

熊本産の銘柄豚・りんどうポークの分厚いロースでミンチを巻き込んだものを、

特製フォンドボーで丹念に煮込み、フライパンで焼き目をつけ、

最後はオーブンで総仕上げ―実に手間のかかったプロセス。

完成までに要した日数は3日間という大作です。

 

香ばしく焼けた表面の心地いい歯ざわりと甘さたっぷりの旨味。

2層の異なる食感もまた大きな魅力になっています。

シチュー仕立てのソースと、

お肉の下に敷かれたマッシュポテトがともに主役を引き立てる名脇役。

 

手の込んだ労作だけに、食後の余韻も味わい深いものがあります。

これにぜひとも合わせたいのが、力強いボディのワインの数々。

「トソ・カベルネソーヴィニヨン リザーヴ」や「ル・プティレオ」、

「エンブレム ナパ・ヴァレーカベルネソーヴィニヨン」など、

いずれも相性を考えてオーナー厳選のものがそろっています。

 

地元の名産、あか牛ブランド「阿蘇王」を使った「ステーキ」や「牛すじ煮込み」、

「レバカツ」、さらにハーブ鶏の「チキンサラダ」もあわせて注目したい―

日常的に使える肉バルスタイルで、イタリアンなど洋食の手法で極上の

お肉を高みへと誘う「肉酒場 DRAGONFLY（ドラゴンフライ）」。

 

今回ご案内した絶品グルメに出会いに、

あなたも現地まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

きっと忘れられない出会いになるに違いありません。