県外に暮らすわたしからすれば、

福岡の街は心から羨ましくなってくるエリアなんですね。

何でかって？もちろん、美味しいものが満載で、

昼も夜も刺激に満ちていて、開放的に楽しめる場所だから。

こんなところが近くにあったら―そう思わずにはいられません。

 

さて、そんな界隈で出会ったのが、

「博多一門 もつ炊き餃子と炭焼き料理」という居酒屋さんなんですね。

西鉄天神大牟田線・西鉄福岡駅南口から徒歩8分、

いわゆる警固・今泉と呼ばれる界隈にあります。

 

いまだに忘れられないのは、

店名にも掲げる「もつ炊き餃子」なんですね。

ただでさえわたしの大好物なもつ鍋に、

これまたお気に入りのジャンル、

餃子を掛け合わせた看板メニューとくれば、

もう文句のつけようがありません。

 

なんでも餃子店出身のお兄さんともつ鍋で働いていた弟さんが、

共にアイデアを出し合って完成させた名物だとか。

文字通り、二人三脚で編み出した逸品は、食す者をひたすら唸らせますよ。

 

鶏ガラスープに野菜のエキスをしみ込ませたスープを基本に、

味わいは５種類そろっているんですね。

韓国味噌を使用した「辛味噌」はほどよい辛さで、

思わずクセになる仕上がり。

 

同じくピリ辛テイストでは、南国風の

「トムヤンクン」もおすすめですよ。

ココナッツミルクを活かした「グリーンカレー」は

女性にとってはうれしい一品。

 

わたしが個人的に好きなのは、

「黒マー油」味で、その濃厚さと焦が

しニンニクのガツンとくるインパクトは、

定期的に通いたくなってくるほどですよ。

 

ありがたいのは、

お鍋の合間につまめるアラカルトも充実していること。

野菜巻きをはじめ、魚介やお肉を使った串焼きの他に、

「鶏レバーの低温オイル漬け」や「エビとベーコンのスパイシー焼き」、

定番の「博多焼き餃子」まであって、

お酒好きのみなさんにはたまらないラインナップになっていますよ。

 

警固・今泉の「博多一門 もつ炊き餃子と炭焼き料理」―いま思い返してみても、

お腹がグーッと鳴ってくるような魅力的なお店ですよ。

また駆けつけたいものですね。