名物グルメを抜きにして飲食店を語ることはできません。

言わば、お店の「顔」とも言うべき大切なポイント。

はたしていわき市の「bistro antiqua（ビストロ アンティカ）」には、

どういった看板メニューがあるのか。

みなさんとごいっしょに解き明かしていきましょう。

 

場所は、JR常磐線・植田駅から徒歩1分のところにあるビルの2階。

全面的に木を取り入れた造りは、リラックスして食事を楽しんでもらいたい、

という配慮があってのことでしょう。

 

独特のぬくもりのおかげで、初めての方でもすっかり場になじむことができます。

日常に彩りやスペシャル感を添えるという意味では、うってつけの空間と言えるでしょう。

 

そのつど内容の変わるメニューには、季節の食材がふんだんに使われています。

過剰に手を加えることなく、素材に寄り添ったかたちで調理されたる品々は、

美味よりも滋味と言ったほうがしっくりきます。

 

例えば、「有機野菜のサラダ」は、その中でも特筆すべき一品です。

地元農家さんから仕入れる旬の野菜が盛りだくさん。

ビネガーテイストのフレンチドレッシングが、新鮮な美味しさをよりいっそう引き立たせています。

シンプルながらも身体が喜ぶ味わいは、お客さん心を虜にしてやまない一皿です。

 

完成までにたっぷり時間をかけた「桜姫鶏のテリーヌ」もまた、イチオシの逸品です。

独特のなめらかな歯ざわりは、まさしくシェフの丁寧な手仕事の証といったところ。

素朴で親しみあふれる仕上がりにはどこかしら懐かしささえ感じるほどです。

 

この他にも、「ドフィノア（山さと農園じゃがいものグラタン）」や

「スズキのソテー 完熟かぼすのクリームソース」などの逸品もあって、

上質なものがそろった自然派ワインといっしょに楽しめば、喜びは増大。

 

自然の恵みを上手に活かした名物メニューとお酒を味わえる「bistro antiqua（ビストロ アンティカ）」。

いわき市でビストロの醍醐味を体験するなら、こちらへ訪れてみるのがいちばんです。