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水戸市の「洋食屋 花きゃべつ」で名物の納豆ハヤシオムライスを堪能

オムライス
水戸市で発見!「洋食屋 花きゃべつ」の納豆ハヤシオムライス!

茨城県・水戸市に名物グルメあり―冬が旬の肝もおいしいあの魚を使った鍋か、それども、黄門様が日本で初めて食したと長く通説となっていた麺料理なのか、はたまた、例のネバネバヘルシー食材を使ったものなのか、さて、遠方からでも駆けつけたくなるその食べ物の正体とは。

お目当ては、「洋食屋 花きゃべつ」という洋食屋さん。創業以来、40年以上地元で愛され続けている老舗です。早速、扉を開けると、店内は昭和ムードあふれる懐かしさ。風合いの落ち着いたソファー席や家族連れも楽しめるお座敷席もあり、土曜日恒例の外食、というシーンにもぴったりです。

遠くからのお客さんを唸らせてやまない看板料理の洋食とは。そう、「納豆ハヤシオムライス」です。完成まで15年の歳月を要したというから、その間、並々ならぬ試行錯誤があったのでしょう。食材は、さながら茨城オールスターとも言うべき逸材ばかり。ご当地で知らない人はいない「だるま納豆」を筆頭に、奥久慈産のコクのある卵、ターメリックライスには筑波山麓の「ミルキークイーン」などをブレンドしたお米。12時間かけてじっくり仕上げた伝統のハヤシソースをベースに、柚子胡椒がアクセントとして絶妙。独特の粘り気にとろっとした食感が重なり、特製ハバネロマヨネーズソースが、全体をきりっと引きしめています。先代から引き継いだ老舗の味を発展させたのが、現在の2代目店主。その勇気とアイデアに喝采を贈りたくなるほどです。

「百年ビーフシチューオムライス」もまたここでしか味わえない名品です。さる品評会でグランプリに輝いた「百年梅酒」に牛のホホ肉を漬け込み、ほろっと崩れるまで煮込んだビーフシチューがトッピング。ひと口食べるだけで、ほっぺたが、まるで牛久大仏のてっぺんから落っこちるような―そう形容したくなるほどの味わいの深さ。これはただごとではありません。

いかがでしたでしょうか。現地を訪れなければ体験できないグルメの巻。水戸市に「洋食屋 花きゃべつ」にあり―かの光圀公がここの名物を味わっていたら、もしかすると、感激のあまり、印籠の家紋をオムライス印に変えてしまっていたかもしれません。

店名 「洋食屋 花きゃべつ」

ご予約・お問い合わせ 029-306-6850
所在地 〒310-0021 茨城県水戸市南町2-6-31
アクセス JR他各線「水戸駅」北口より徒歩12分、車で2分
営業時間
ランチ  11:00~15:30
ディナー 17:30~20:30
※ディナー営業は金曜・土曜のみ
 コース貸切は月曜~土曜まで応相談
定休日 日曜日、祝日

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